医療用ウィッグを使いはじめてからの『困った…』と解決策

医療用ウィッグを使いはじめてからの『困った…』と解決策

抗がん剤治療が始まり、ウィッグを着用し、そしてご自分の髪へ戻るまでの間、治療中に起きる代表的なお困りごとと、その解決策をご紹介します。今回は医療用ウィッグを使いはじめてからの『困った…』の解決策をご紹介します。

【悩み】せっかく、買ったのに…。

気に入った髪型のウィッグを選んで買ったはずなのに、使ってみたら、イメージと何だか違う…。結局、ずっと使っていません。

解決策

  • 購入前に必ず試着する
  • 顔の輪郭に合ったヘアスタイル、瞳の色に合う髪色を選ぶとより自然な印象になる

実際にウィッグを着用してみると、イメージしていた印象と違うことがあります。

ウィッグを購入し、実際に着けた時に「思っていたイメージと違う」と後悔することのないように、購入する前に必ず試着することをおすすめします。

なお、似合うヘアスタイルは卵型や丸顔、面長など顔の形(輪郭)によっても異なりますので、顔の形に合うウィッグを選ぶのが重要なポイントです。

また、顔周りの印象に統一感を持たせ、違和感がないようにするには、肌や瞳の色になじむカラーのウィッグを選ぶことも大切です。特に、通販で購入する際は、商品画像と実物で色ブレがあるため注意しましょう。

レディススヴェンソンでは、お好みやご予算に合ったウィッグを一緒にお選びします。また、美容院と同じように顔の形や雰囲気に合わせてカットやカールを施し、お客さまにピッタリのウィッグに仕上げます。

【過去記事】ウィッグが似合わない原因とは?自分に合うスタイルを手に入れる方法

【悩み】1日着けてると疲れるんだけど…。

手軽なものでなんとなく合えば、と思って買ったウィッグ。ズレないようにきつく着けるため頭が痛くなり、夕方くらいになると疲れてかぶっていられない…。

解決策

  • 自分の頭のサイズに合ったウィッグを正しく着用する
  • 治療の経過に合わせてサイズ調整ができるウィッグを選ぶ

ウィッグやウィッグ用ネットは、自分の頭のサイズに合ったものを、正しく着用することが大切です。

地毛のある方はウィッグ用ネットで地毛をまとめ、頭の形を整えてからウィッグを着用します。治療中で脱毛が始まっている方は、ガーゼキャップで頭皮を保護しましょう。なお、治療の経過で脱毛した状態から、発毛しはじめると頭のサイズも変わるため、サイズ調整のできるウィッグを選ぶのがポイントです。

レディススヴェンソンのウィッグは、地毛の毛量の変化や頭の形に合わせて、何度でも無料で手縫いのサイズ調整を行います。常に自分の頭に合うサイズなので、頭痛に悩むことなく、適切なサイズ感で使い続けられます。
※一部、自分でサイズの調整ができるタイプの製品もございます。

また、ウィッグ自体が重いと頭痛や疲れの原因にもなるため、「着けているのを忘れられる」心地よさを目指しているレディススヴェンソンのウィッグをお試しください。

長時間使用しても負担にならないウィッグを追求した結果、1本1本手作業で植えることで、機械植えではできない軽さを実現しました。
※一部、機械での毛植えをしている製品の取り扱いもございます。

レディススヴェンソンで医療用ウィッグの専門知識と美容師資格を持つスタッフと相談をしながら、ウィッグを選ぶことをおすすめします。

【過去記事】ウィッグ着用時の頭痛の原因と対処法|快適な着け心地にするには?

【悩み】ウィッグがズレそう…。

いろいろなお店のウィッグを試してみたけど、ズレたり、強い風で飛ばれたりしそうで不安。ウィッグがズレないか、どうしても気にしてしまい肩が凝ってくる。

解決策

  • 購入前に必ず試着する
  • 自分の頭のサイズに合ったウィッグを正しく着用する

ウィッグのサイズが合っていなかったり、正しく装着できていなかったりすると、ウィッグはズレやすくなります。サイズをしっかり調整することで首を振ってもズレないウィッグに仕上がります。

しっかり採寸をし、必ず試着してから購入することで、サイズの合ったウィッグを着用できます。

レディススヴェンソンでは、実際に自分で着けるときに困らないよう、自然に見える正しい着け方を何度でもレッスンいたします。お気軽にご相談ください。

また、レディススヴェンソンのウィッグは、どのメーカーよりも深いネット構造(ウィッグ型)で、しっかりと頭を深く包み込む着け心地と、襟足が浮かない自然さの両方を実現しました。

【過去記事】医療用ウィッグを取れないようにする方法とは?正しい着け方やズレる理由を解説

【悩み】洗ったら、からまった!

家にあるシャンプーでウィッグを洗ったら、ウィッグがもとの形に戻らなくなってしまった。丁寧に扱ったつもりなのに…、どうして?

解決策

  • 正しい洗い方やケア商品の使い方を覚える
  • ウィッグ購入店舗のサービスを利用して洗ってもらう

ウィッグは素材によって熱や摩擦に弱いものがあり、ご自宅でお手入れするときには、気をつけるポイントがあります。レディススヴェンソンではウィッグの洗い方や、ケア商品のご紹介も行っております。

【シャンプー練習】
ご自身でもお手入れができるように洗い方のレッスンを実施。マンツーマンで、しっかり覚えられるまで一緒に練習できます。

シャンプー練習

自分で洗うのは大変…という方には
【店舗でウィッグのシャンプー&セットサービス】
お手元に‘ウィッグがない時間’をなるべく作らないよう、店舗に併設されたウィッグ工房で対応し、ウィッグは当日お渡しさせていただきます。

【過去記事】医療用ウィッグのシャンプーのやり方|失敗を防ぐ3つのポイントやおすすめケアアイテム

アフターケアメニューはこちら

【悩み】汗をかくと、頭がかゆい…。

ウィッグを着用していると頭に汗をかきやすい。特に、夏場は汗をかくとウィッグのなかが蒸れて、頭がかゆくなるので辛い。

解決策

  • ガーゼキャップを着用し、汗をこまめに拭く
  • 夏場は通気性の良いウィッグに変更する

頭皮も汗をかくため、暑い時期になるとウィッグ着用の有無に関わらず、頭皮が蒸れてかゆくなる可能性があります。

ウィッグを着用している場合は、ウィッグの下にガーゼキャップなどを着用し、汗が気になったらこまめに拭くようにするのがおすすめです。

その際は、レディススヴェンソンのオンラインショップで取り扱っている、リフレッシュシートなどを使うのも良いでしょう。

また、夏場は通気性の良いウィッグに変更するのも一つの方法です。

レディススヴェンソンのウィッグでは、汗を吸収して素早く拡散させる特殊素材を、ネット部分に使用しているため、サラリとして快適に過ごせます。

【過去記事】ウィッグを着けると頭皮がかゆいときの原因と対策|蒸れを防ぐには?

【悩み】頭皮がチクチクする…。

ウィッグを着用すると、頭皮がチクチクして気になる。どうすればウィッグを着用したときの不快感がなくなるの?

解決策

  • インナーキャップを着用する

ウィッグを着用する際は、地肌に直接ウィッグを着用するのではなく、インナーキャップを着用してからウィッグをかぶるようにします。

治療中で脱毛している場合は頭皮がむき出しになります。その上に直接ウィッグを着用すると、チクチクしたり痛くなったりするだけではなく、頭皮も荒れやすくなります。

このような不快感を解消するためにも、インナーキャップを着用することが大切です。

レディススヴェンソンのインナーキャップは、頭皮にやさしい布タイプを使用しているため、治療中のデリケートな頭皮に不快感を与えることなく、安心して着用できます。

【過去記事】医療用ウィッグにインナーキャップは必要?役割や選び方、着用方法までわかりやすく解説

【悩み】ウィッグだとバレそうで不安…。

ウィッグを着けているのが周囲にバレるのではないかと、不安で仕方がない。ウィッグを着けたまま人前に出づらいため、最近は友人との付き合いも疎遠になりがち。

解決策

  • 毛材やつむじなどの造りが自然なウィッグを選ぶ

ウィッグを着用した際の見た目が不自然だと、ウィッグを着けているとバレやすい傾向にあります。

バレないウィッグを選ぶためには、毛材やつむじの造りなど、自然に見えるためのポイントを押さえることが大切です。

レディススヴェンソンのウィッグは、お客さまの99.5%が「自然」と回答しています。

見た目を左右する毛材は、人毛と人工毛を組み合わせ、職人によるハンドメイド(手植え)で仕上げているため、自然な質感のウィッグに仕上がります。

意外と人に見られがちな、つむじにも人工皮膚を使用した製品なら、見た目が自然で周囲の視線を気にせず過ごせます。

毛材やつむじなどの造りが自然なウィッグを選ぶ

レディススヴェンソンでは、医療用ウィッグの専門知識と美容師資格を持つスタッフがウィッグ選びのサポートをいたしますので、お気軽にご相談ください。

【過去記事】周囲にバレないウィッグを選ぶポイントと、サイズの注意点

【悩み】ヘアアレンジをしてみたい!

いつも同じスタイルはつまらないので、持っているウィッグでヘアアレンジしてみたいが、方法がわからない。おすすめのヘアアレンジを知りたい。

解決策

  • シュシュやヘアバンド、帽子を活用する
  • ウィッグ購入店舗のサービスを利用してアレンジしてもらう

ウィッグでもヘアアレンジすることは可能です。

シュシュやヘアバンドを活用することで、髪をゆるく束ねるアレンジや、ハーフアップなどのヘアアレンジができます。また、ヘアアクセサリーや帽子などを活用するのもおすすめです。

シュシュやヘアバンド、帽子を活用する

ウィッグをアレンジする際は、ウィッグスタンドに置くことでアレンジしやすくなります。特に、ピンでウィッグを固定できるタイプのウィッグスタンドが使いやすくおすすめです。

なお、ウィッグをスタイリングする際は、ウィッグ専用のスタイリングミストを使用し、ヘアアイロンは使用しないでください。

レディススヴェンソンのサロンでは、三つ編みを使用した編み込み、ボリューム感のでるアップスタイル、巻き髪など、高度なヘアアレンジが可能です。

結婚式やパーティーなどのイベントにぜひご利用ください。

【過去記事】ウィッグをアレンジするときのコツ|自然な感じに仕上げるには?
【過去記事】フルウィッグのアレンジ方法|簡単な例と自然な印象に仕上げるコツ

【悩み】癖で髪を耳にかけてしまう…。

癖で髪の毛を耳にかけたりアレンジで髪の毛を束ねたりすると、もみあげが見えてしまう。ウィッグだとバレたり、不自然に見えたりしないようにするにはどうすればいい?

解決策

  • もみあげ部分の造りが自然なウィッグを選ぶ
  • 購入時にもみあげ部分の調整をしてもらう

もみあげは、無意識に髪を耳にかけたり、アレンジで髪を束ねたりする際に、人目に付きやすい部分です。
もみあげの部分が浅いと違和感を与えやすくなるため、不自然に見えないようにするには、細部までこだわった、もみあげ部分が深い造りのウィッグを選ぶことが大切です。

レディススヴェンソンのウィッグは、もみあげが深く、顔の輪郭にフィットできる造りになっているため、産毛なども自然に見えるように仕上げてくれます。

ウィッグ購入時に相談し、髪をゆるく耳にかけるような、もみあげ部分の調整をしてスタイルを整えておくと安心です。

癖で髪を耳にかけてしまう…。

レディススヴェンソンでは、リーズナブルな既製品をはじめ、高品質なセミオーダーウィッグやフルオーダーウィッグまで、豊富なラインナップを取り扱っております。

医療用ウィッグの専門知識と美容師資格を持つスタッフによるカットとスタイリングで、もとの髪型に近づけた髪型や、お好み髪型にすることも可能です。ぜひ、お気軽にご相談ください。