ウィッグが似合わない原因とは?自分に合うスタイルを手に入れる方法

ウィッグが似合わない原因とは?自分に合うスタイルを手に入れる方法

「ウィッグの見た目に違和感がある」「自分の雰囲気に似合わない」「理想のヘアスタイルを叶えられない」医療用ウィッグについて、そんなお悩みがないでしょうか。ウィッグが似合わないと、見た目に自信を持てないことも。気になるお悩みを解消して、自分に似合うヘアスタイルでおしゃれを楽しみましょう。

ここでは、医療用ウィッグ(かつら)が似合わない原因や、自分に似合うウィッグを購入するポイントをお伝えします。自分に合うスタイルを手に入れるために、ぜひ参考にしてみてください。

ウィッグが似合わない主な原因

医療用ウィッグが似合わないと感じたら、以下のポイントをチェックしてみましょう。まずは、ウィッグが似合わないときによくある原因を挙げながら、自然な見た目に近づけるためのコツをご紹介します。

ウィッグ試着

ウィッグのサイズが合っていない

医療用ウィッグのサイズは、着用時のフィット感に加えて見た目にも影響を与え、ウィッグが似合わない原因となる場合があります。ウィッグのサイズが頭の大きさと合っていないと、浮いたりずれたりして不自然な印象になりやすいのです。特に、既製品のウィッグはあらかじめサイズが決められているため、正しい方法で頭まわりを測ったうえで適切な商品をお選びください。頭囲を測るときは、額にある髪の生え際から首の付け根部分を通るように、頭まわりのラインにメジャーを巻きます。なお、採寸は医療用ウィッグ専門店でも実施しています。不安な方はお気軽に店舗をご利用ください。

ウィッグの毛量が多い

医療用ウィッグの毛量が多すぎるのが原因で、全体のシルエットに違和感が生じることがあります。それだけでなく、ウィッグの使用前と全体的なボリュームに差があると、ギャップが生じて不自然な印象を与えやすくなるためご注意ください。ウィッグの毛量が自分に合っているかチェックしてみましょう。

顔の形がウィッグに合っていない

私たちの顔は一人ひとり形が異なり、そして顔の形によって似合う髪型が異なります。医療用ウィッグを選ぶときは、自分の顔の形と相性が悪いヘアスタイルを選んでいないかチェックしてみてください。たとえば、顔の形が「面長」のタイプの方は、トップにボリュームがあるウィッグが似合いづらいといえます。その反対に「丸顔」のタイプの方は、サイドにボリュームがあるウィッグが似合いづらい傾向にあります。フェイスラインをキレイに見せてくれる、自分と相性の良いヘアスタイルのウィッグを選びましょう。顔の形のタイプと相性の良いヘアスタイルについては後ほどご説明するため、ぜひご一読ください。

毛の色が合っていない

医療用ウィッグのカラーが肌や瞳の色に合っていないと、不自然な印象につながります。ウィッグが似合わないと感じたら、きちんと自分に似合う毛色を選んでいるかチェックしてみてください。毛の色は、好みに合わせて選ぶだけでなく、顔周りのパーツに馴染む色をチョイスするのがコツです。

自分に似合うウィッグを購入するには?

自分に似合う医療用ウィッグを購入するために、注意したいポイントをお伝えします。可能であれば購入前に試着を行いましょう。経験豊富なスタッフによるカウンセリングを受けながら選ぶと安心です。

カウンセリング

購入前に試着する

昨今では、医療用ウィッグをオンラインショップで購入する方が少なくないようです。しかし、ウィッグは試着してから購入するようおすすめします。インターネットの写真では自分に似合うように見えるウィッグも、実際に着用すると想像していた仕上がりと異なる場合があります。可能であれば試着を行い、ウィッグの色・毛量・サイズなどが自分に合っているか確認したほうが安心です。さらに、店舗で試着すれば経験豊富なスタッフからアドバイスを受けられます。ウィッグの選び方に迷ったら、プロにおまかせするのもひとつの手です。

試着時のチェックポイントを見る

顔の形に合うウィッグを選ぶ

既製品の医療用ウィッグを購入する場合は、あらかじめヘアスタイルが決められています。自分の顔の形に合うウィッグを選びましょう。ここでは、顔の形のタイプごとに、似合いやすいヘアスタイルをご紹介します。

*卵型…顔の横幅と、眉からあご先までの長さが等しい、バランスの取れたタイプです。基本的にどのようなヘアスタイルでも似合いやすいといわれます。

*丸顔…顔の縦幅と横幅の長さが等しいタイプで、輪郭に丸みがあります。トップにボリュームがあるヘアスタイルや、前髪が軽めのヘアスタイルがおすすめです。

*面長…顔の縦幅が横幅よりも長いタイプです。前髪があるヘアスタイルや、サイドにボリュームがあるヘアスタイルが似合います。

*逆三角形…逆さにした三角形のように、額が広くあごが狭いタイプです。あごの少し下あたりに重心が来るようなヘアスタイルをおすすめします。

*ベース型…あごが狭く、頬のエラが張っているタイプです。顔周りの毛束に動きのあるヘアスタイルを選ぶと、エラ張りを自然とカバーできます。

フルオーダー・セミオーダーで似合うウィッグを作る

医療用ウィッグは既製品を購入するほかに、フルオーダーやセミオーダーで注文する方法もあります。フルオーダーウィッグとは、完全にオリジナルで作るウィッグのことです。頭の形に合わせたキャップから、毛材の種類・毛色・長さに至るまで、すべてオリジナルのオンリーワンのウィッグを作成できます。それに対して、セミオーダーウィッグとは、カスタマイズして作るウィッグのことです。ベースとなるウィッグのサイズを細かく調整したり、スタイリストによるカットを施したりして、オリジナリティの高いウィッグを作成します。

フルオーダーやセミオーダーの医療用ウィッグは、いずれも既製品と比べてデザインの自由度が高いのが特徴です。頭まわりにフィットするのはもちろん、一人ひとりに似合う自然な見た目を実現できます。ヘアスタイルの種類はロング・ミディアム・ショートまで幅広く用意され、毛材を傷めないように注意すればスタイリングもOKです。抗がん剤治療による脱毛をカバーする目的で、自分に似合う医療用の商品をお探しの方は、ぜひフルオーダーやセミオーダーをご検討ください。

セミオーダーで自分に似合うウィッグができるまでの流れ

セミオーダーの医療用ウィッグは、どのような流れで注文して完成するのでしょうか。最後に、医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンが、一人ひとりに似合うセミオーダーウィッグについてご紹介します。

1.希望のスタイルの確認

まずは、直営サロンのスタイリストがお客さまの希望のスタイルをお伺いします。カウンセリングを受けながら、理想の仕上がりイメージを一緒に確認していきましょう。まるで美容室へ行くような感覚で、お気軽にスタイリストまでご相談ください。ウィッグを試着しながらヘアスタイルを決めていただくことも可能です。

2.頭まわりのサイズを測定

スタッフがお客さまの頭まわりのサイズを測定します。レディススヴェンソンのセミオーダーウィッグでは、独自の基準で11箇所を採寸し、頭囲にフィットする自然な見た目を実現。さらに、お客さまの地毛の状態をチェックしたうえで、お似合いのウィッグを探すお手伝いをいたします。

3.ベースのウィッグを選定

直営サロンにある豊富なベースウィッグのパターンのなかから、理想のヘアスタイルに近いデザインをお選びいただきます。店舗には常時多数の在庫をご用意しています。経験豊富なスタッフのアドバイスを受けて、数多くの選択肢のなかからご希望に合うウィッグを探しましょう。

4.ウィッグをカットし、サイズを調整

お選びいただいたベースのウィッグを、お客さまのご希望のヘアスタイルに合わせてカットし、さらに手縫いでサイズ調整をしていきます。スタイリストがカットすると、ウィッグがより自然な見た目に近づきます。手作業だからこそ、ミリ単位の調整で頭まわりにフィットさせることが可能です。

5.似合わせカットでさらに細かく調整

最後の仕上げに、レディススヴェンソンならではの「似合わせカット」を施します。美容室の機能を備えた店内で、お客さまにウィッグをご試着いただいた状態で、スタイリストがウィッグをカットいたします。毛量や長さを細部までこだわって調整するからこそ、より自然で自分に似合うスタイルを実現できるのが魅力です。

医療用ウィッグが似合わないと感じたらご相談ください

今回は、医療用ウィッグが似合わないお悩みを解消するために、よくある原因や自分に似合うウィッグを購入するポイントをお伝えしました。ウィッグが似合わない場合に考えられるのは、毛色・毛量・サイズなどの問題です。購入前に試着をしたほうが、自分に似合うウィッグを選びやすくなります。また、既製品よりもデザインの自由度が高いフルオーダーやセミオーダーなら、より自然な見た目を実現可能です。その際は、どうぞお気軽に医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンまでご相談ください。当店がおすすめするセミオーダーウィッグで、お客さまに似合う理想のヘアスタイルを叶えるお手伝いをいたします。