がんと診断され治療を受けることになり、医療用ウィッグの準備を考えている方も多いのではないでしょうか。ウィッグは人毛や人工毛など種類もさまざまで、実際の着用感やつけたときの自分の姿が想像しづらいものです。だからこそ、購入前に試着というかたちで体験してみることが大切。この記事では、医療用ウィッグの体験方法やメリット、選び方についてお伝えします。
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そもそもウィッグは買う前に体験できる?
医療用ウィッグは、購入前に体験(試着)できるお店が数多くあります。治療のことで頭がいっぱいになり「すぐに用意しなければ」と焦ってしまう気持ちもあると思います。しかしまずは体験して、ウィッグが自分に合うかを確かめてみましょう。
抗がん剤治療による脱毛には個人差がありますが、ウィッグを着用する期間は約1年半〜2年ほどといわれています。その間、「もうひとつの自分の髪」として身につけるものだからこそ、見た目の印象だけでなく、実際の着け心地を確かめることが大切です。
とくに治療中の頭皮はとてもデリケートな状態です。締めつけ感や肌あたりなど、着けてみないと分からないこともあります。長い時間をともに過ごすものだからこそ、無理なく心地よく使えるものを選んでください。
医医療用ウィッグが体験できる場所
店舗での体験方法
医療用ウィッグについてプロにその場で直接相談できるのが、店舗で体験する大きな魅力です。自分に似合うスタイルや治療による髪の変化など、さまざまな悩みを話すことができます。一人ひとりに寄り添ったアドバイスがもらえるのは、店舗ならではです。
スヴェンソンでは、周囲の目を気にせず自分のペースでじっくり試着していただけるよう、全店舗個室です。また、美容師資格を持つ専門スタッフが常駐しているため、お顔立ちや雰囲気など、ご希望に合わせてウィッグを提案します。実際手に取り、着けて、相談することで、不安が少しずつ安心へと変わっていくはずです。
納得して選ぶためにも、まずは一度、体験予約をしてみてはいかがでしょうか。
自宅での体験方法
自宅であればご家族に見てもらいながら意見を聞いたり、お手持ちのお洋服を何着か合わせてみることもできます。
ウィッグは比較することで、それぞれの違いが分かりやすくなり、自分に合うものが見えてきます。可能なら複数取り寄せてみてください。
最近では、オンラインショップでも自宅で試着できるサービスが増えています。たとえば副作用ケアの総合通販PreStaでは、自宅で無料で試着ができるサービスを用意しています。
こちらもぜひチェックしてみてください。
医療用ウィッグを買う前に体験するメリットとは
心の準備ができる
医療用ウィッグを初めて検討する際、「どんな見た目になるのだろう」「きちんと過ごせるかな」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。わからないことは、それだけで大きな心の負担になります。
体験を通して実際にウィッグを着けてみることで、着用時の自分の姿や日常のイメージを具体的に思い描けるようになります。「こういう感じになるんだ」と実感することで、漠然とした不安が少しずつ和らいでいくはずです。
試着を重ねる中で「自分に似合うものがある」と感じられることは、前向きな気持ちにつながります。これからの変化に向き合うためにも、体験を通して少しずつ心の準備を整えていきましょう。
見た目の印象と着けたときの違いが分かる
ウィッグは見た目の印象と実際に着けたとき、大きく印象が変わることがあります。「画像で見て素敵だと思ったのに、着けてみたらなんだかしっくりこない…」という声も少なくありません。その理由のひとつは、一人ひとりの顔立ちや輪郭、肌や瞳の色が異なるためです。同じウィッグでも、合わせる人によって似合い方や雰囲気は大きく変わります。
実際に着けてみることで、「思っていたより自然」「このスタイルは少し違うかもしれない」など気づくことがあります。
重さや通気性など着用感を確認できる
医療用ウィッグは長時間、そして長期間にわたって身につけるアイテムです。だからこそ、頭や頭皮への負担が少ない「軽さ」や、汗をかいても蒸れにくい「通気性」はとても重要なポイント。とくに夏場は、快適に過ごせるかどうかに大きく影響します。
実際に試着してみることで、締めつけ感やフィット感、動いたときのズレにくさなどを確認することができます。少し首を動かしたり、軽く前かがみになってみたりしてみてください。日常に近い状態での着け心地をイメージしやすくなるでしょう。
頭皮へのやさしさ・つけ心地を確認できる
脱毛中はウィッグが直接頭皮に触れる状態になります。抗がん剤治療中の頭皮はふだんよりとてもデリケートになっているので、わずかな刺激でも負担に感じてしまうことも。ウィッグの内側に使われているネット素材が肌に触れたときの感覚は、大切なチェックポイントです。チクチクとした刺激がないか、やさしくフィットするかといった着け心地は、実際に試着してみないと分かりにくい部分です。
また、長時間着けていても違和感がないか、肌へのあたりが気にならないかを確認しておくことで、日々のストレスを軽減することにもつながります。安心して使い続けるためにも、体験を通して自分の頭皮に合うかどうかを丁寧に見極めることが大切です。
医療用ウィッグを体験するとき見るべきポイント
ウィッグの「生え際」と「つむじ」
ウィッグが自然に見えるかどうかを左右するポイントとして、「生え際」と「つむじ」は確認しておきたい部分です。もみあげの深さや上から見たときのつむじの印象は自然でしょうか?毛の植え方が規則的すぎるものは、不自然に見えやすくなります。また、人工皮膚が使われているウィッグなら、地肌から髪が生えているような自然さがあり、オフィスや電車で上から覗きこまれても安心です。

長時間着用時の疲労感
医療用ウィッグは長時間着用することが多いため、疲れにくさは大切です。締め付けが強すぎないか、ウィッグの重さで首や肩に負担がかからないかを確認しておきましょう。
一方で、ゆるすぎるとズレの原因になるため注意が必要です。試着時には、軽く頭を動かしてみて、ズレや違和感がないかをチェックしてください。
サイズ変化への対応
抗がん剤治療中〜後にかけては、脱毛〜発毛と毛量が変化します。それに伴い、頭のサイズも約1〜2cmほど変わることがあるため、サイズ調整ができるものかチェックしてください。
サイズが合っていないと、不自然に見えるだけでなく、締めつけやズレなどの原因にもなり、着け心地にも影響します。長く快適に使うためにも、フィット感を調整できる仕様のものを選んでください。
抗がん剤治療中〜後にかけては、脱毛〜発毛と毛量が変化します。それに伴い、頭のサイズも約1〜2cmほど変わることがあるため、サイズ調整ができるものかチェックしてください。
手入れの簡単さ
ウィッグを美しく保つためには、自宅でのお手入れが欠かせません。洗ったあともスタイルが崩れにくいか、日常的に無理なくケアできる素材(毛材)か、タグ表記を見てください。毛材によってお手入れのしやすさは異なります。一般的に、人毛と人工毛の特長をあわせ持つミックス毛は、自然な見た目と扱いやすさのバランスがよく、はじめての方にも取り入れやすい毛材です。
購入後のアフターサポート
脱毛〜発毛と毛量の変化に合わせたサイズ調整やメンテナンス、地毛のカット、頭皮に関する相談など、その後のサポート体制が整っているかも大事なポイントです。
個人差がありますが、ご自身の髪でヘアスタイルが整えられるようになるまで、1年半〜2年ほどウィッグを使用するケースが一般的です。その間、しっかりプロの視点で寄り添ってもらえる環境があると安心です。
実際にスヴェンソンのサロンを利用した方からは、「病院と家の往復が中心の毎日のなか、ウィッグの洗い方を教えてもらったり、メンテナンスをしてもらったり、サロンに行く日は少し気持ちが前向きになった」という声があります。こうした体験談も参考にしながら、安心して通えるサポート体制があるかをチェックしてみてください。
まとめ
医療用ウィッグは、これからの生活に寄り添う大切な存在です。見た目の印象だけでなく、着け心地や日々のお手入れのしやすさ、購入後のサポート体制まで、体験してみることで見えてくることは多くあります。
店舗で相談しながら選ぶ方法もあれば、自宅で試す方法もあります。ご自身に合った方法から、体験を始めてみてください。
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