抗がん剤治療へ向けて、医療用ウィッグが必要になったとき。「自然に見えるかな」「サイズやスタイルはどうなっているの?」「失敗しないポイントは?」…初めてのことで戸惑う方も多いのではないでしょうか。
この記事では医療用ウィッグを購入する際のよくある失敗例と、どのように選べばいいかをお伝えします。治療期間中、安心して過ごせるウィッグを見つけていきましょう。
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医療用ウィッグに関するよくある失敗例
試着不足や、購入後に調整できなかったなど、医療用ウィッグでよくある失敗はいくつかのパターンに分かれます。価格だけで決めてしまい、結果的に買い直すことになったというお声も少なくありません。ここでは代表的な例を紹介します。
いざウィッグを着用するとサイズ感が合わず、不自然な見た目になった
「医療用ウィッグ」と検索するとたくさんの情報が並び、オンラインショップでも気軽に購入することができます。でも、試着せず画像だけを見て選んだウィッグは、いざ届いたら「思ったより大きい」「きつくて痛い」「なんだか似合わない」という失敗談をよくお聞きします。
医療用ウィッグは、ピンポイントで使うものではなく、日々の生活で自分の髪のかわりになる存在です。サイズ感や着け心地、毛質の質感など、写真だけでは伝わってこない部分も多いのではないでしょうか。
購入後の相談先がなく、調整ができない
医療用ウィッグを実際に日常で使い始めると「襟足が浮いてしまう」「脱毛の経過でサイズが合わなくなってきた」「前髪をもう少し短くしたい」など、あとから気になる部分が出てくることがあります。特に抗がん剤治療中は、副作用による脱毛〜発毛により、頭のサイズは1cm〜1.5cm変わります。最初はちょうどよく感じたウィッグでも、数ヶ月後にはゆるさやズレが気になるケースも少なくありません。そんなとき、相談できる場所がなく、ご自身で無理に調整したり、カットしてしまう、違和感のあるまま我慢して使い続ける…そうしたケースも少なくありません。
想像以上に光沢が強くすぐバレてしまう
写真で見たときは自然に見えても、実際に届いたウィッグを外の光や室内照明の下で見てみると「思ったよりツヤが強い」と感じることがあります。特に人工毛のウィッグは、素材によって独特の光沢が出やすく、不自然に見えてしまう場合があります。もちろん、髪に艶があること自体は自然な要素のひとつです。ただ、地毛に近い自然な艶ではなく、テカリのように見えてしまうと、どうしてもウィッグ感が出やすくなります。人と近い距離で話すときや、明るい場所に出たときに気になり、外出や人と会うことが不安に感じてしまう方もいらっしゃいます。
医療用ウィッグで失敗しないための選び方
ここからは、医療用ウィッグ選びで意識したいポイントをご紹介します。
購入前に必ず試着を丁寧に行う|デザインや色、使用感を確認する
まず、購入前の試着は欠かせません。一人ひとり顔の輪郭や目鼻立ちは違います。髪の長さも、色も、ボリューム感も、同じウィッグでも着ける人によって全く違う印象になります。さらに、頭のサイズや着け心地、毛質の質感は、画像では伝わりにくい部分です。だからこそ画像だけで判断せず、実際に着けて確かめることが大切です。
試着のときに見ておきたいのは、サイズ感や色味、肌に直接触れる髪や内側の素材、長時間着けても疲れないかなど。とくに光沢の見え方は、光の環境によって印象が大きく変わります。外の光と室内灯、両方で確認してみると安心ですね。
とくにおすすめなのは、実店舗での試着です。専門のスタッフに相談すれば、プロの視点から一人ひとりに合う選び方を提案してくれます。
オンラインで購入する場合は、毛材のニュアンスやつむじの見え方が画面では伝わりにくいところがあります。試着サービスや返品に対応しているショップを選ぶと安心です。実際に手に取って、自分の目で確かめるのがいちばん確実です。
JIS規格をクリアしたものを選ぶ
医療用ウィッグには、2015年に医療用ウィッグのJIS規格が制定され、患者さんが安心して使うための細かな条件が定められるようになりました。
条件を満たし検査をクリアしたウィッグには「Med・ウィッグマーク」が付いています。選ぶ際の安心の目印になりますので、このマークの有無をチェックしてみてください。

アフターサービスの充実度を見る
個人差はありますが、医療用ウィッグの使用期間は約1年半〜2年ほどです。脱毛が始まってから地毛が回復するまで、長い時間使用するウィッグだからこそ、購入後のアフターサービスは大きなポイントです。
治療の経過とともに、頭のサイズや状態は少しずつ変わっていきます。そんなときに「ちょっとゆるくなってきた」「もう少し前髪を短くしたい」と気軽に相談できる窓口があると、心強いのではないでしょうか。
購入前には、以下のようなポイントを確認しておきましょう。
- 購入後に相談できる窓口があるか
- メンテナンスや手直しに対応しているか
- ウィッグだけでなく、地毛や頭皮の状態についても理解があるか
- サイズ調整やスタイル変更がどこまで可能か
アフターサービスがしっかりしているサロンや店舗を選べば、購入後も安心してウィッグ生活を過ごせます。
セミオーダーやフルオーダーのウィッグでより自然な見た目に
医療用ウィッグには、既製品の他に「セミオーダーウィッグ」や「フルオーダーウィッグ」があるのをご存じでしょうか。
オーダーウィッグでは、サイズの調整はもちろん、毛材やカラー、スタイルまで細かく選べるのが特徴です。どこまで対応できるかはメーカーによって異なりますが、より自然なウィッグを求める方には心強い選択肢です。ただし、完成までに時間がかかることもあるため、早めに相談してみてください。
スヴェンソンの医療用ウィッグは見た目も自然でおすすめ
医療用ウィッグで失敗しないためのポイントを踏まえ、ここからは医療用ウィッグのパイオニアであるスヴェンソンの女性向けブランド「レディス スヴェンソン」が自信を持ってお届けするウィッグをご紹介します。
スヴェンソンでは、お好みのスタイルを叶えるフルオーダーやセミオーダー、手軽な既製品など、豊富なラインナップをご用意しています。見た目の自然さや快適な着け心地は、全国の直営サロンにある個室空間で実際に気軽に体験・ご試着いただけます。
ウェットな質感のグラデーションボブ

トレンド感のあるウェットな質感が魅力のグラデーションボブです。カラー展開が豊富で、さまざまなスタイルを作りやすいのが特徴です。ご希望のスタイルに合わせて、サロンのスタッフが丁寧にカットして仕上げます。手縫いによる細やかなサイズ調整もできるため、お肌が敏感な時期でも着け心地は抜群です。
外ハネの毛先とレイヤーが軽やかなミディアムスタイル

レイヤーが入った、ふんわりと軽やかなミディアムスタイルです。ウィッグの内側には吸汗速乾性に優れた素材を使用しているため、汗をかきやすい日中も蒸れを気にせず、快適に着けて過ごせます。見た目のナチュラルさはもちろん、毎日の過ごしやすさにもこだわった安心のデザインです。
顔立ちが映えるベーシックなスタイル

スヴェンソンの高品質なクオリティを、よりお求めやすい価格でお届けするシンプルスタイルです。サイズ調整が簡単にできるアジャスター付きなので、ご自宅でもその日の毛量に合わせていつでも簡単にフィットさせられます。予算を抑えつつ品質にもこだわりたいという方にぴったりのやさしいデザインです。
医療用ウィッグの費用相場
医療用ウィッグを購入する際、多くの方が気になるのが「値段」です。スヴェンソンの価格を参考にお伝えします。
医療用ウィッグの価格は、毛材の種類や長さ、人工皮膚の有無、製造方法やオーダータイプによって大きく異なります。一般的に、既製品は約3万〜10万円前後、セミオーダーウィッグは10万円以上、フルオーダーウィッグでは40万円を超えることも。オンラインショップは店舗を持たない分、比較的リーズナブルな価格で提供されている場合もあります。ご自身の希望や予算に合わせて、無理のない選び方をしていきましょう。
ウィッグの値段について、こちらの記事でより詳しくご紹介しています。
医療用ウィッグのご購入をお考えの方へ【助成金制度のご案内】
医療用ウィッグは健康保険の対象外ですが、多くの自治体が独自の「助成金(補助金)制度」を設けています。上限2〜3万円ほどが一般的で、購入費用の負担を軽くできる制度です。
お住まいの地域が対象か、詳しい条件や申請方法は、ぜひこちらの解説記事をチェックしてみてください。
医療用ウィッグ選びで後悔しないために大切なこと
今回の記事では、医療用ウィッグで起こりがちな失敗と、その対策をご紹介しました。
医療用ウィッグ選びの失敗の多くは、購入前の確認不足が原因です。選ぶ際は価格や写真の印象だけで決めず、必ず試着をしてサイズ感や色、毛質、着け心地を確認しましょう。JIS規格をクリアしているか、サイズ調整やメンテナンスに対応しているか、相談できるサロンやスタッフがいるかなど、品質・購入後のサポートまで含めて比較することが大切です。
治療の間、安心して過ごせる一つを、ぜひじっくり選んでください。
ショート
ミディアム
ロング


