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医療用ウィッグは日常生活の幅広いシーンで活用するからこそ、時には使い方で迷ってしまうこともあるでしょう。こちらの記事では、寝るときや入浴するとき、ご自宅でリラックスするときをはじめとして、シーン別の過ごし方について解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
また、「こんなときはどうすればいいの？」と迷ったら、専門家に相談すれば大丈夫。医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンは、全国各地に直営サロンがございます。気になることはお気軽にスタッフまでお尋ねください。お客さまのライフスタイルに寄り添いながら、ウィッグにまつわる質問にお答えいたします。
CONTENTS
医療用ウィッグは寝るときも着けられる？
日常的に装着する医療用ウィッグ。主に、抗がん剤治療中や脱毛症で抜け毛が気になるとき、脱毛部分をカバーする目的で利用することが多いアイテムです。特に初めてウィッグをお使いになる方は、日常生活のあらゆるシーンでの着用について、さまざまな疑問や不安を感じているのではないでしょうか。
医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンでは、寝るときは基本的にウィッグを取り外していただくようおすすめしています。着けたまま寝てしまうと、ウィッグが傷むおそれがあるためです。場合によっては、枕との摩擦で毛材が傷んだり、寝癖が付いてしまったりすることも。ウィッグをきれいな状態で長持ちさせられるよう、お休みや就寝の際は取り扱いにご注意ください。
なお、普段のご自宅での入浴時にも、同様にウィッグを取り外していただくようおすすめします。ただし、温泉などで入浴中も自然な髪型で過ごしたいときは、ウィッグを着用したままでも問題ありません。ロングヘアの方は、ウィッグの上から乾いたタオルを巻いて髪の毛をまとめておくと、水濡れを防いで快適にお過ごしいただけます。見た目の違和感も少なく、安心して入浴しやすいため、ぜひお試しください。
自宅にいるときや寝るときの過ごし方
自宅にいるときや寝るときなど、シーン別に脱毛をカバーするポイントをご説明します。医療用ウィッグを着用する以外にも自分なりの過ごし方を見つけて、お家でもおしゃれなヘアスタイルをお楽しみください。
自宅でリラックスするとき
ご自宅でリラックスするときは、医療用ウィッグを着用するだけでなく、室内用の帽子を着用する方法もあります。室内用のアイテムには快適な着用感のものがあります。なかには薄地で透けにくい素材の帽子や、縫い目が頭皮に当たらないタイプの帽子などもあります。ゆったりと過ごしたいリラックスタイムには、お出かけ用のウィッグとは別に、簡単におしゃれを楽しめるアイテムを準備してはいかがでしょうか。
ご自宅で帽子を被って過ごすなら、毛付きのインナーキャップを活用すると良いでしょう。毛付きのインナーキャップは、ガーゼのキャップに、ウィッグのような毛材が付いているのが特徴です。上からニット帽などの帽子を被ると、自然な印象に仕上がります。ご自宅でのリラックスタイムはもちろん、急な来客対応や近隣でのお買い物など、幅広いシーンで活躍するアイテムです。
このほかに、スカーフやバンダナを頭に巻いて過ごす方法もあります。お好みのデザインを選べば、ご自宅でも手軽におしゃれを楽しめるでしょう。脱毛時は体調だけでなく気持ちの面でも負担が大きいからこそ、自分らしいファッションやヘアスタイルで華やかな気分になれると理想的です。
就寝時
就寝時には医療用ウィッグを取り外して、就寝用の帽子やヘアキャップで頭をカバーするようおすすめします。就寝用の帽子は締めつけ感が少なく、肌触りの良い素材でできています。帽子を被ることで地肌をカバーし、さらには頭部を保温できるのがメリットです。ただし、熱による寝苦しさがないか、肌に触れる不快感がないかなど、快適に眠れるよう配慮して選びましょう。
一方、ヘアキャップは脱毛中にのみ着用するアイテムで、素材が不織布のため使い捨てできるのが特徴です。抗がん剤治療を受ける場合、抗がん剤の種類や個人差による違いがあるものの、副作用によって脱毛が起こり得ます。このときヘアキャップを着用しておくと、脱毛した髪の毛が落ちて寝具に付くのを避けやすいのがメリットです。治療の経過に合わせて、ヘアキャップを活用しましょう。
医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンでは、就寝時の着用におすすめの各種商品を取り揃えております。就寝用の帽子やヘアキャップをお探しの方は、ぜひご覧ください。
スリープウェル
「スリープウェル」は、就寝用の柔らかくて軽い帽子です。就寝用の帽子によくあるお悩みを解消するために、スタッフが研究を重ねました。フロント部分にギャザーを入れることで、圧迫感を抑えつつ脱げにくさを実現。また、帽子のフチは顔に当たりにくい構造となっています。軽くて薄い綿100%の生地でできているので、熱がこもりにくく快適に着用していただけます。国内一貫製造による品質の高さも魅力です。
オーガニックコットンボーダーシャロット
「オーガニックコットンボーダーシャロット」は、敏感肌の方にも安心してお使いいただける、天然素材から作られた帽子です。生地にはオーガニックの接結ガーゼ素材を採用し、ボーダーのデザインは化学染料を使わず草木染めにより仕上げました。ストレッチ性に優れた柔らかい生地が、ほどよく頭にフィットします。縫い目が頭皮に触れない二重構造となっており、リラックスタイムにもおすすめです。
ヘアキャップ（10枚入）
「ヘアキャップ」は、抜け毛が落ちるのを防ぐ不織布のキャップです。カラーはナチュラルなブラウンで、帽子の下に被っても目立ちにくい色味になっています。ゴムの締めつけ感が少なく快適に着用でき、使い捨てのため衛生的です。抜けた毛髪をそのまま捨てられるので、気持ちの面でも負担を抑えやすく、お掃除の手間もかかりません。就寝時だけでなく、料理などのシーンでも便利にお使いいただけます。
外した医療用ウィッグのケアの仕方
お出かけから帰って医療用ウィッグを取り外したら、簡単なケアをしてから保管しましょう。最後に、大切なウィッグをきれいな状態に保つための、普段のお手入れについて確認していきます。
ブラシで優しくとかす
取り外した医療用ウィッグは、襟足や額の内側の毛にもつれがないよう整えてから、ブラシで優しくとかします。ブラッシングの際は、霧吹きで少量の水を付けると良いでしょう。汗のニオイが気になる場合は、ウィッグ専用の消臭スプレーをかけて、ウィッグスタンドに置いて自然乾燥させてください。また、ウィッグをきれいに保つために、専用のつや出しスプレーもお使いいただけます。
フラウルーセントスプレー
「フラウルーセントスプレー」は、静電気を防いでウィッグを保護するつや出しスプレーです。天然オイルが毛材に自然なツヤを与え、枝毛などの傷みを予防します。ウィッグのパサつきが気になるときにもおすすめです。使用するときは、ウィッグから離れたところから全体へ軽く吹きかけるようにスプレーしましょう。
ウィッグスタンドにかけておく
お手入れ後の医療用ウィッグは、脱ぎ捨てたままにせず、ウィッグスタンドにかけて置きましょう。ウィッグスタンドとは、頭のように立体的な形をしたハンガーのことです。ウィッグを脱いだ後も、きれいな形やヘアスタイルを維持しながら保管できます。あるいは、マネキンをスタンドとして使用しても構いません。ウィッグをスタンドに置いたら、その上からハンカチをかけておくと毛材にホコリが付着しづらくなります。
なお、医療用ウィッグを長持ちさせるには、専用のシャンプーを使用した定期的なケアも必要です。シャンプーによる洗い方については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
寝るときは医療用ウィッグを外してからお休みください
ここまで、寝るときや入浴するときの医療用ウィッグの取り扱いについてお伝えしました。寝るときは基本的にウィッグを取り外していただくようおすすめします。毛材が傷んだり、寝癖が付いたりするのを防ぐために、取り外したうえで簡単なケアをしてから保管しましょう。また、ご自宅でのリラックスタイムや就寝時には、帽子やヘアキャップなどウィッグ以外のアイテムを活用する方法もあります。
医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンでは、店舗に経験豊富なスタッフが在籍し、お客さまからの幅広いご質問にお答えしています。抗がん剤治療や脱毛症でウィッグが必要なときは、日常生活の過ごし方について、どうぞお気軽にご相談ください。お客さまの疑問や不安を解消するサポートをいたします。
