医療用ウィッグのお手入れ・洗い方(人毛ウィッグ編)

医療用ウィッグのお手入れ・洗い方(人毛ウィッグ編)

スヴェンソンのウィッグは、ご自宅で簡単にお手入れすることができます。

ウィッグを良い状態でキープするためには日頃のお手入れが大切です。

人毛のウィッグをご自宅でのお手入れ方法をご紹介します。

使用頻度にもよりますが、常時使用されている場合は月に2~3回を目安にシャンプーを行なってください。ホコリ・皮脂・汗の付着はウィッグの素材を傷める原因となりますので、汚れはそのままにせず定期的なお手入れをおすすめします。

日常のお手入れ

[ご使用前]

ウィッグの髪の毛に絡みがないか確認し、軽くとかしてスタイルを整えます。静電気が気になる場合はブラシに霧吹きで少量の水をつけてからとかすのも良いでしょう。

[ご使用後]

えり足・額(ひたい)の内側の髪に軽く霧吹きで水をかけてからブラシで軽くとかしてください。
5~6回使用した後、水ではなく静電気を抑えるスプレーをかけてからブラシで軽くとかして下さい。
これにより洋服との摩擦や汗による絡みやブラッシング時の毛材の痛みを防ぎます。

ウィッグのシャンプー方法

水にぬらす前に全体をとかし、ウィッグに絡みがないか確認しましょう。
ストッパー(ピン)が付いている製品はピンを閉じておきます。
根元から一気にとかすと絡みやすいので、毛先から徐々に、丁寧にとかしていきましょう。
絡みがある場合は、ブラシのすべりを良くする為に専用のローションなどを使い少しづつ絡みを取ってください。
※絡みが取れないまま水にぬらすと、絡みが取れなくなる場合があります。

洗面台(洗面器)に水を張り専用シャンプーを溶かしてから、ウィッグを浸します。
※冬は冷たくない程度の水でもOK。
ウィッグは水に濡れると髪が広がって、ケアしている部分がわからなくなるので、フロント部分を持って浸しましょう!

ロングヘアーの場合は大きめの洗面台で髪の毛が絡まないように上方向に持ち上げた状態で、根元から毛先へ向かって一方方向に少しずつやさしくとかし洗いをします。
分け目の皮膚部分は傷みやすいため、ブラシで強くとかさないでください。

内側のネット部分についた皮脂やファンデーション等の汚れは、裏返して指の腹で軽く押し洗いします。
ファンデーションの汚れが落ちにくい場合は、古くなった歯ブラシでやさしく取り除くように洗いましょう。
もみ洗いは毛が絡まってしまうため厳禁です。

水を数回入れ替えて溜めすすぎをします。
水を流しながらすすぐとネットの裏側に髪の毛がつき出てしまったり、水流による絡みが発生することがありますので、注意しましょう。

コンディショナーを水に溶かし、ウィッグを入れ軽くとかします。
水を替え、軽く一回溜めすすぎをします。

タオルで全体を包み込むようにして、水気をとります。
こすったり、ねじり絞りは型くずれや素材を傷める原因になるので避けましょう。

ウィッグの裏側のネット部分をドライヤーで軽く乾かしてから、ウィッグスタンドに乗せて、ドライヤーで髪全体を半乾きの状態まで乾かします。
※ドライヤーで乾かす場合、ウィッグスタンドに固定しておくと便利です。ピンを使用して固定する場合は分け目部分は避け、両サイド・襟足を留めてください。

ウィッグ全体にローションやスタイリング剤をつけ、髪を保護します。下から順番にブロッキングし、ドライヤーとブラシでブローしていきます。
ストレートの部分は真下に、カールの部分は毛流れに沿ってブローするのが美しく仕上げるコツです。

ドライヤーは髪から15~20cmくらい離して使用。
ブラシに絡ませた髪と平行に移動させて、毛先まできちんと風をあてます。

全体的に乾いたら、仕上げに静電気を抑えるスプレーを全体に少量使うと髪が自然に落ち着き、サラサラになります。
えり足の内側にも忘れずにスプレーをしてブラシでとかしましょう。

これで人毛ウィッグのお手入れ完成です!

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