抗がん剤治療を受ける方が自分らしいヘアスタイルを実現したり、日常生活でおしゃれを楽しんだりするための医療用ウィッグ(かつら)。医療用ウィッグを選ぶときは、どんなポイントに注目すれば良いのでしょうか?
ここでは、医療用ウィッグの選び方で押さえておきたい6つのポイントをお伝えします。毎日着用するからこそ、地毛のように自然な印象に仕上がり、快適に着用できることが大切です。ご紹介する選び方のポイントをぜひ参考にしてみてください。
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ウィッグの選び方① 形のタイプ

医療用ウィッグには、「オールタイプ」と「ヘアピースタイプ」 の2種類があります。まずは、どちらのタイプが自分の目的に合っているかを確認してみましょう。
●オールタイプのウィッグ
オールタイプのウィッグは、伸縮性のあるインナーキャップを着けて、その上から頭全体にかぶせるように着用するのが特徴です。「フルウィッグ」とも呼ばれます。ヘアスタイルのバリエーションが豊富で、髪の長さはショートヘアからロングヘアまでさまざまな種類があります。たとえば、柔らかいカールが入ったミディアムロング、軽やかですっきりとしたボブなど、地毛の毛量や色に関わらず着用できるので、好みに合わせて多様なヘアスタイルを選べるのが魅力です。
●ヘアピースタイプのウィッグ
ヘアピースタイプのウィッグは、地毛にピンなどで固定して着用し、髪の毛のボリュームを部分的にカバーするウィッグです。「部分ウィッグ」とも呼ばれます。脱毛にともなうボリューム不足になった部分をピンポイントでカバーできます。オールタイプのウィッグよりも簡単に着用できるので、部分的な薄毛でボリュームが足りないと感じるときにもおすすめです。
医療用ウィッグの付け方を詳しく知りたい方は、以下の関連記事をチェックしてみてください。オールタイプのウィッグとヘアピースタイプのウィッグ、それぞれの使い方を比較できます。
ウィッグの選び方② 毛材の種類
ウィッグを選ぶときは、どんな毛材で作られているかを確認しましょう。素材によりウィッグの風合いやお手入れのしやすさに違いがあります。理想の髪型やライフスタイルに合わせてお選びください。

●人毛
人毛をウィッグ用に特殊加工した毛材は、自然な光沢やツヤがあるのが特徴です。購入したウィッグは自分でヘアアレンジができるため、その日の気分に合わせて髪をセットしたい方におすすめします。ヘアカラーによる色のアレンジも可能です。ただし、毛材を傷めないよう繰り返しカラーを行うのは避けましょう。一方で、人毛のウィッグは人工毛やミックス毛に比べて少し重たさがあります。また、お手入れの手間がかかることも考慮しておきましょう。ウィッグのシャンプー後や着用前には、スタイリングが必要です。毛材が退色した場合には、毛髪を染めてケアをする必要があります。
●人工毛
人工毛は合成繊維から作られています。着用前のスタイリングが簡単で、スタイルの持ちが良いため、便利にお使いいただけます。人毛と比べて軽いので、快適に着用しやすいでしょう。値段は人毛やミックス毛と比べて低価格です。ただし、熱や摩擦に弱い傾向にあるため、取り扱いには注意が必要です。
市販の人工毛の商品には、テカリがやや不自然に見える毛材もあるようです。そのため、違和感を軽減するなら、なるべく人毛に近い光沢やツヤのある商品を選ぶと良いでしょう。レディススヴェンソンの医療用ウィッグには、ツヤを抑えたナチュラルな質感の人工毛を使用しています。自然な見た目を重視する方にも安心してお使いいただけるのが特徴です。
●ミックス毛(人毛+人工毛)
ミックス毛とは、人毛と人工毛をミックスした毛材のことです。混合の割合は製品ごとに異なります。一般的には、人毛が3~4割入っていると自然な印象になるといわれます。ミックス毛のウィッグは、洗ってもスタイルがキープされるため、お手入れしやすいのが特徴です。普段お仕事をされている方をはじめ、お忙しい方にもおすすめできます。価格は人毛と人工毛の中間くらいが目安です。レディススヴェンソンでは、セミオーダーウィッグにおける混合の割合を、人毛:人工毛=4:6※に調整しています。人毛と人工毛それぞれの特徴を最大限に生かす比率で作られた、高品質な医療用ウィッグを提供しております。
※一部、人毛と人工毛の割合が異なるセミオーダーウィッグもございます。
ウィッグの選び方③ サイズ感
医療用ウィッグのサイズ感は、自然な見た目に仕上げるうえで重要な部分です。市販されている多くの多くの既製品のウィッグは、Sサイズ~LLサイズなどで大きさが分かれています。適したサイズを選ぶためにも、あらかじめご自身の頭の大きさを測っておきましょう。
サイズの測り方について、詳しくは以下の関連記事で解説しています。快適に着用できるウィッグの選び方を知りたい方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。
また、抗がん剤治療中は脱毛や発毛により毛量が変化するため、アジャスターでサイズを微調整できるウィッグを選ぶと安心です。脱毛前の頭囲にぴったりのサイズのウィッグは、脱毛後に少しゆるくなるおそれがあります。一方、脱毛後の頭囲にぴったりのサイズを購入すると、髪が生えてきたときウィッグが少しきつくなってしまうかもしれません。こうした毛量の変化を考慮したうえで、サイズをご検討ください。
既製品よりもさらにフィット感を重視した高品質なウィッグをお求めなら、セミオーダーやオーダーメイドのウィッグをおすすめします。値段はやや高くなるものの、ご自身の頭囲に合わせてウィッグを作れるのが魅力です。メーカーによっては、頭囲の変化に合わせて手縫いでウィッグのサイズ調整ができることも。サイズ調整について詳しくは購入店でお問い合わせください。
ウィッグの選び方④ 髪色

医療用ウィッグの場合、一般的に地毛と変わらない髪色を選ぶ人も多いです。抗がん剤治療に備えて地毛と似た髪色・髪型のウィッグを探すなら、髪を切る前に地毛に合わせてウィッグを選んでおくようおすすめします。
自分に似合う色がわからないときは、購入前にウィッグを試着したり、親しい人や店舗スタッフなどの第三者に見せてアドバイスをもらったりするといいでしょう。レディススヴェンソン店舗では、美容師免許を持ったスタッフが対応するので、美容室に行くような感覚でヘアスタイルのご相談も可能です。
ウィッグの選び方⑤ 自然な分け目やつむじ
医療用ウィッグを装着したとき、分け目やつむじが自然な印象のウィッグは、違和感が出にくくなります。全体のボリューム感や、頭頂部の自然さ、毛の生え方などのポイントをチェックしてみてください。おすすめは、ウィッグのつむじ部分に本物の地肌のように見える「人工皮膚」が使用された製品です。日常生活で椅子に座る場面のように、上から頭を見られても人の視線が気になりにくくなるでしょう。見た目の自然さを重視するなら、細部の作りまでチェックしてみてください。

ウィッグの選び方⑥ 購入前のサービスやアフターケア

市販のウィッグの中でも、セミオーダーやフルオーダーの商品は、購入時~購入後のサービスが充実しています。具体的にどんなサービスを利用できるのか、購入を検討しているお店のサービス内容をあらかじめ確認しておきましょう。
購入時のサービスの例として、「カウンセリング」「ウィッグのお手入れの練習」「頭の形に合わせたウィッグのカット」「サイズ調整」などが挙げられます。アフターケアのサービスの例は「地毛のカット」「頭皮ケア」「ウィッグのサイズ調整」などです。ウィッグの値段だけでなく、店舗で受けられるサービスも比較してみてください。
医療用ウィッグを使い始めてからよくあるトラブルは、以下の関連記事でチェックしてみてください。さまざまなお悩みとその解決策を解説しています。
選び方のポイントを押さえてぴったりなウィッグを見つけましょう!
医療用ウィッグの選び方として大切な6つのポイントをお伝えしました。医療用ウィッグを使えば、治療中も自分らしいおしゃれを楽しめます。前向きな気持ちで過ごすために愛用している女性も多いアイテムです。その際、普段使いするからこそ、自然な印象で快適に身につけられることが重要です。毛材の種類やサイズ感のほか、分け目やつむじなど細部にこだわって選ぶと良いでしょう。ご紹介したポイントを参考に、自分にぴったりなウィッグを見つけてみてください。
これから、治療を前向きに乗り越えるための医療用ウィッグを探す場合は、「レディススヴェンソン」がおすすめです。医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンは、お客さまへのサポートが充実しています。リーズナブルな既製品から、高品質なセミオーダーウィッグやフルオーダーウィッグまで、幅広いラインナップを取り揃えています。ウィッグの毛材は独自の比率で作られたミックス毛で、毛質の良さが特徴です。人工皮膚を使用した商品もご用意しているため、ハイクオリティなウィッグをお探しの方にもおすすめします。
レディススヴェンソンの直営サロンでは、お客さま一人ひとりの希望のスタイルに合わせて、スタイリストがウィッグをカットいたします。毛量の変化に合わせたサイズ調整が無料で、地毛が回復するまで丁寧にサポートいたします。頭皮ケアや頭髪に関するご相談、脱毛前の地毛のカットも無料でご利用いただけるのが特徴です。※
※サービスの内容はご購入のウィッグ製品によって異なります。
レディススヴェンソン店舗へのご来店やオンラインカウンセリングのご予約は、以下のページからお申し込みいただけます。どうぞお気軽にご相談ください。
また、以下のページから無料のWebカタログをご利用いただけます。スタイルカタログでお好みのヘアスタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。