たとえ医療用ウィッグを着けていても、これまでと変わらず自然なヘアスタイルに見せたいもの。自分らしいおしゃれを楽しんだり、人の視線を気にせずに外出したり、自信を持って写真を撮ったりできると理想です。そんな風にウィッグを自然に見せるには、一体どんな工夫をすればよいのでしょうか。
ここでは、医療用ウィッグ(かつら)を自然に見せるために知っておきたい、購入時のポイントや着け方のコツをご紹介します。
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ウィッグ購入時のチェックポイント
医療用ウィッグを自然に見せるために、商品を選ぶときは以下のポイントをチェックしてみてください。まずは、これからウィッグを購入する方へ向けて選び方の注意点をご紹介します。
毛の材質や量、色
医療用ウィッグは、ほどよくツヤがあるほうが自然に見えます。一般的に、天然素材を使った「人毛」や「ミックス毛」などの毛材は、合成繊維の「人工毛」と比べて髪質が自然に見えるとされています。ただし、毛質をキレイに保つにはお手入れが必要となるため、それぞれの毛材のメリットとデメリットを考慮して選ぶことが大切です。また、自分の頭の大きさや地毛のボリュームに合わせて毛量を調整できるウィッグは、自然に見えやすくなります。ぜひセミオーダーやフルオーダーのウィッグもご検討ください。
つむじともみあげ
医療用ウィッグのなかには、頭皮の部分に人工皮膚の素材を採用している商品もあります。座ったときに視線が気になりやすい前頭部からつむじにかけて、分け目が自然に見えたほうが安心です。なお、ウィッグはもみあげ部分の作りが深いほうが脱げにくく、安定した状態で着用しやすくなるものの、一般的にもみあげの部分は毛が薄いため、短い方が違和感を与えず自然な見た目となります。つむじに人工皮膚を採用し、もみあげ部分は自然に見える範囲内で深く作られている構造のウィッグがおすすめです。
サイズ
医療用ウィッグは試着してから購入し、自分に合ったサイズをお選びください。抗がん剤治療中は、脱毛や発毛により地毛の毛量が変化するため、サイズを調整できるタイプのウィッグを選んだほうが安心です。ウィッグのサイズ調整は、アジャスターを使用して自分で行うタイプのほかに、購入店舗で調整してもらうタイプがあります。自然な見た目に仕上げたいなら、頭部にフィットするウィッグを選びましょう。
ウィッグを自然に見せる方法
医療用ウィッグを装着するときやヘアスタイルをアレンジするとき、コツを押さえると自然に見せられます。ご自宅でも簡単にできる方法をご紹介するため、さらに仕上がりのクオリティを高めたい方はぜひお試しください。
着け方のコツ
医療用ウィッグは、最初にインナーキャップやネットで地毛をしっかりとまとめてから着用するのが基本です。このとき、土台となる頭の形が丸くなるように髪の毛をまとめてください。下準備をしておくと、ウィッグが浮いたりずれたりしにくくなり、見た目もキレイに仕上がります。ウィッグを着ける位置を決めてフィットさせたら、目の粗いブラシや手ぐしでブラッシングをして、全体的にスタイルを整えましょう。最後の仕上げで、フロントからトップの毛先に動きを出すようにフワッとさせると、自然なボリュームが出てナチュラルな印象になります。
医療用ウィッグの着け方の基本については、以下の動画と記事でさらに詳しく解説しています。また、自然に見せるには、ウィッグの土台となるネットのかぶり方も重要です。以下の記事ではネットのかぶり方も解説しています。キレイに身に着けるコツをつかんで、理想の仕上がりを叶えましょう。
アレンジするときのポイント
医療用ウィッグは、髪の毛をゆるくまとめるアレンジが可能です。お出かけの際は、お好みでヘアアレンジをしておしゃれを楽しめます。アレンジのポイントは、ふんわりとまとめることです。まとめ髪の境目からネットが見えないようご注意ください。同じように、髪の毛の生え際・フェイスライン・襟足のふちはネットが見えやすい部分です。ネットが見えてしまうと、ウィッグであることがわかってしまいます。ヘアアレンジが完成したら、顔まわりだけでなく後頭部もチェックして、見た目に問題ないか確認しておきましょう。
医療用ウィッグを使ったヘアアレンジについて、詳しくは以下の記事で紹介しています。おすすめのアレンジ方法や、アレンジするときの注意点にも触れているため、お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
レディススヴェンソンの医療用ウィッグが自然に見える理由
医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンの商品は、着用時の違和感が少なく、ヘアスタイルが自然に見えるのが魅力です。当店人気のフルオーダー・セミオーダーウィッグで、おしゃれな髪型をお楽しみください。
希望に合わせてカット&スタイリング
レディススヴェンソンの医療用ウィッグは、お客さまの希望に合わせてカットとスタイリングが可能です。一人ひとりに合わせてプロが施術をして仕上げて、より自然な見た目を実現いたします。
レディススヴェンソンは、全国各地に直営サロンを展開しています。店舗では、まるで美容室で髪型を相談するようなイメージで、スタイリストに希望のヘアスタイルをお伝えください。セミオーダーウィッグの場合は、ベースとなるウィッグをお選びいただいたうえで、仕上げにカットを行います。
当店のフルオーダー・セミオーダーのウィッグは、お客さまが試着した状態で「似合わせカット」を行うのが特徴です。ウィッグの毛量・長さ・カールの具合まで、ミリ単位で微調整するからこそナチュラルな仕上がりを実現できます。細かな調整を重ねながら、自然に見えるスタイルをご提案いたします。
毛量に合わせて手縫いでサイズを調整
レディススヴェンソンの医療用ウィッグは、独自の採寸基準でお客さまの頭周りを測り、手縫いで細かくサイズを調整しながら作られます。頭部にフィットする安定構造のウィッグは、浮いたりずれたりしにくいため見た目の違和感が少なく安心です。また、当店でご購入いただいたフルオーダー・セミオーダーウィッグは、いつでも無料でサイズ調整ができます。調整が必要なタイミングで直営サロンへお越しください。
抗がん剤治療を受けると、治療の段階により脱毛や発毛が起こり、地毛の毛量が変化します。毛量が変わるとウィッグのフィット感が変わりやすいため、医療用ウィッグを購入するならサイズ調整ができる商品を選ぶようおすすめします。レディススヴェンソンは、お客さまの治療が始まる前から、治療後に地毛が回復してウィッグを卒業するまで、手厚いサポートをご用意しています。どうぞ安心してご利用ください。
自然に見える医療用ウィッグを選ぶと安心です
医療用ウィッグは、自然に見えやすい商品を購入し、正しい方法で着用しましょう。特にセミオーダーやフルオーダーのウィッグは、カスタマイズや微調整ができるため、より自然な見た目を求める方におすすめです。抗がん剤治療中も自信を持ってヘアスタイルのおしゃれを楽しみたいなら、どうぞお気軽にレディススヴェンソンの直営サロンへお越しください。店舗では、自然に見える医療用ウィッグの商品を多数ご用意したうえで、経験豊富なスタッフがお客さまのご要望をお伺いいたします。