“爪”も抗がん剤の副作用による影響を受けやすいパーツです。スジが入ったり、黒ずんでしまったり、薄くなったり…さまざまな変化が現れますが、そんな指先をいたわりながら美しく彩る方法があることをご存知でしょうか?今回は「水性ネイル」について、10月に発売の新色情報とともにお届けします。
服を着替えるように指先を着替える「水性ネイル」とは?
「水性ネイル」はその名の通り「水」を主成分として作られた新しいタイプのマニキュア。広く販売されているマニキュアの多くは有機溶剤が含まれているため、治療でデリケートな状態になっている爪にさらに負担をかけることもあります。水が主成分の水性ネイルなら有機溶剤を使用していないため、爪への負担も少なく美しく彩ることができます。
さらに独特のツンとした刺激臭もないので塗る時も安心。あの匂いが苦手、あるいはがん治療中でにおいに敏感になっているので、匂いがキツイのは辛いという方もリラックスして塗ることができます。
また、水性ネイルは除光液などの溶剤を使わずに落とせることも大きな特長。お湯で落とすことができ、爪やお肌への負担が少なく、やさしくオフできます。
除光液を使わず簡単に落とせるので、その日の気分や服装、お出かけにあわせて1dayネイルとして楽しめるのも嬉しいですね。
医療用ウィッグのスヴェンソン×ANDIZUMO 奇跡のコラボ秘話
今回ご紹介する水性ネイルはANDIZUMO(アンディズモ)というブランドのもの。ブランド名は“いずもと、一緒に”という意味。日本人のルーツといわれ、日本の精神が宿る国「出雲」を中心に生産者がこだわりをもって作る安心・安全な原材料のみを使用しています。
ナチュラル成分で作られている商品は指先にやさしいだけではなく、その上品な色合いとインテリア性の高いボトルが大人気で、女性誌でも数多く取り上げられています。
Masselを運営するスヴェンソンは医療用ウィッグの販売やヘアケアだけでなく、治療中の患者さんが心地よく過ごせるためのグッズ紹介や開発にも力を注いでいます。身体への配慮や機能はもちろん、使うことでテンションが上がる存在感も大切!という思いのもと、その両方を兼ね備えたANDIZUMOに協力を打診しました。
発売はピンクリボン月間である10月。肌なじみのよいピンク系で、副作用で生じる爪の症状に対し、カバー力の高いものを2色そろえました。幾度となく打ち合わせを重ねて完成したネイルカラーが「朱鷺 継〜とき つなぐ〜」と「紅梅 結〜こうばい むすぶ〜」です。
指先を彩る水性ネイルカラーの魅力
コラボカラー「朱鷺 継〜とき つなぐ〜」と「紅梅 結〜こうばい むすぶ〜」、聞きなれない名前?と思った方も多いのではないでしょうか。
ANDIZUMOは日本人に根付いた彩りや感性を大切に「季節の移ろい」を感じられるテーマで展開しています。色名は和歌や古事記に由来したワンワードで表しているものがほとんど。
今回のコラボカラーはピンクリボン月間のテーマにあわせ「想いを継なぐ愛を結ぶ」という意味を込めています。
コラボカラー「朱鷺 継〜とき つなぐ〜」は淡く上品なピンク。ふだんネイルをしない方もトライしやすい、やさしく親しみやすい色です。繊細なゴールドパールが光にあたると煌めき、エレガントな指先を演出します。カバー力も抜群で、副作用による爪の変色を隠すネイルコンシーラーとしてもご利用いただけます。
コラボカラー「紅梅 結〜こうばい むすぶ〜」は透明感のあるくすみピンク。「継」よりやや深めの色合いです。つけていることで肌の色を自然に、血色よくみせてくれる“血色カラー”は爪色を隠すだけじゃなく、指先から元気を与えてくれます。こっくりとした色合いは冬の装いとの相性も良さそうですね。
〜ANDIZUMO オンオフのコツ〜
ベースコートやトップコートを塗ると、ネイルカラーの仕上がり・持ちがよくなります。
同シリーズのネイルカラー「雪水」はベース&トップコート、その両方の役割をはたす優れもの。もちろん主成分は水です。
オフする時は40℃のお湯に1分程度指先を浸したあと、軽くマッサージしてください。ネイルの端が少しふやけてめくれてきますので、そこからシールをはがすようにするんと取ることができます。1日の終わり、入浴時にオフするのがおすすめです。
スマホを操作する時、お茶を飲む時、お買い物をする時…手は日々の暮らしの中で自然と目に入るパーツです。好きな色を身につけて、心に潤いをチャージしてみませんか?
並んでいるボトルを眺めるだけでも心が和むANDIZUMO、ぜひチェックしてみてくださいね。
ANDIZUMOは以下の店舗およびオンラインストアでご購入いただけます。