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年齢を重ねることで感じる髪の変化。パサつき、ボリューム不足、スタイルが決まらずぺたんこになってしまう…。髪をセットする時に「あれ?」と最近感じたことはありませんか?実は、毎日のお手入れで髪の仕上がりはぐっと変わります。数多くの女性の髪の悩みに接してきたスヴェンソンのスタイリストに、ボリュームアップのための簡単テクニックを聞きました。
白髪、パサつき、うねり…オトナの髪悩みに、ホームケアでできること
オトナの髪悩みの代表的なものといえば「白髪」「パサつき」「くせ・うねり」「ぺたんこ髪(ボリューム不足)」が挙げられます。オトナ女性の場合、老けて見える原因はパサつきとボリューム不足によるもので、年齢を重ねるにしたがってジワジワと感じるお悩みの一つ。
美容室に行ったときはキレイに仕上がっているのに、朝自分でセットするとボリュームがなくて…。なんて経験、ありませんか?
そんな時は、ずばり「乾かし方」を見直しましょう。髪を洗ったあと、肌のお手入れに忙しくしばらく放置していたり、人によっては自然乾燥ですませる方もいらっしゃると思います。
髪は濡れた状態だととても傷みやすいため、ちょっとした摩擦で表面のキューティクルが傷んでしまい、髪のツヤが失われ、パサつきや枝毛の原因に。さらに、濡れたままの状態は、頭皮に雑菌も繁殖しやすくなるので、自然乾燥はおすすめできません。
髪をふんわりボリュームアップ!まずはしっかりタオルドライ
髪のプロは、正しく乾かすことで髪のツヤやボリュームをコントロールしています。プロが行っているキホンを確認してみましょう。
ドライヤーで乾かす前に大切なのは、しっかりとタオルで水気を取ることです。
タオルドライで大事なのは、ゴシゴシ髪をこすらないこと。摩擦によりキューティクルが傷んでしまいます。コツはタオルを頭皮にあて、優しく揉むように水気をとります。次に髪の毛をタオルで包んではさみ、水気を吸収させるようにします。ポンポンと軽く叩くのもおすすめです。
髪が絡まっているときは無理に引っ張らないようにしましょう。目の粗いくしやブラシを使うと、キューティクルが傷つきにくく優しくほぐせます。
「髪のためのタオル」で美髪を目指そう
ウィッグとヘアケアを専門とするスヴェンソンには「髪のためのタオル」も。一般的なタオルとは違い、特殊なカットパイルを使用しており、吸水性に優れたふんわりやさしい肌触りです。摩擦で生じるキューティクルの剥離や、角質への負担を軽減し、毎日のケアから美髪へ導きます。地毛はもちろん、ウィッグをお持ちの方はウィッグのお手入れにも使用できる優れモノです!
髪のためのタオル 1,100円(税込)
全国のレディス スヴェンソン店舗で販売中です。
商品のお問い合わせは 03-6811-5920(スヴェンソン)まで。
髪をふんわりボリュームアップ!プロのドライヤーテクニック
タオルドライ後はいよいよドライヤーです。ボリュームアップさせるためのポイントは以下の3つです。
ドライヤーを髪から最低10cm離し、髪に温風をあてるときは髪の毛の流れに逆らわない向きで風をあてると、髪のダメージを防げます。
8割程度乾いたら、ボリュームがほしい部分の髪の根本を持ち上げ、低温風をあててます。
トップや全体をふんわり乾かしたら、最後の仕上げに温度を下げた風をあててボリュームをキープ。熱が冷める時にスタイルが決まり、美しいツヤも出てきます。
+αのケア
ドライヤー前にアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を毛先から中間に付けるのもおすすめ。ドライヤーの熱から髪を守り、まとまりのある自然なツヤ髪に仕上がります。
髪のことで困ったら、髪のプロに聞いてみよう!
髪の悩みは人それぞれ。また、髪に対してかけられる時間も予算もさまざまです。
ネット上で検索するとたくさんの情報を得ることができますが、はたしてどれが自分にあうか?迷うときがあるのではないでしょうか。悩んだときは、ぜひ信頼できる美容師さんに聞いてみてください。美容師さんは髪のプロとして、多くの方の髪に触れ、そして頭髪の知識も豊富なので、的確にポイントとやるべきことを教えてくれますよ。
ホームケアで髪のボリュームアップを叶える方法、とくに髪を洗ったあとの乾かし方をご紹介しました。湿度や気温によって、同じようにケアしていても違いはあります。ぜひご自身の髪の個性を知りながら、日々のケアで素敵なヘアスタイルに仕上げてくださいね。
※2024年11月 更新
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