寒くなると食卓に登場回数がふえる、鍋。今年もいよいよその季節がやってまいりました。身体があたたまって栄養がとりやすく、さっぱり系もこってり系も、アレンジ自在。簡単にもつくれるし、本格的にもできる。鍋は冬の味方です。今年はさらに鍋の世界を豊かに広げてみませんか？今回は「美味しさ」と「楽しさ」を追求した、こだわりの鍋をお届けします！

火を止めたあともコトコト、料理好きさん憧れの肉厚鍋（伊賀焼窯元 長谷園）

肉厚で丸みのあるコロンとしたルックス、それだけで「ああ、あたたまりそうだな」と感じさせてくれるこちらの鍋は、その名も『みそ汁鍋』。天保3年（1832年！）に築窯して以来、伊賀焼の技術と伝統を守りながらも、時代をとらえたものづくりを展開する、長谷園（ながたにえん）の商品です。

この丸い形が炎を自然に受けとめて煮込みの対流を促し、熱をムラなく食材に伝えます。蓄熱性が高く、火を止めたあとの余熱でじっくり味をしみ込ませ、料理は驚くほどやさしい味に。そのまま食卓に出しても可愛らしく、あたたかさが長く保たれるので食事の間ずっとアツアツです。鍋の内側にはマイナスイオンを発する釉薬を施しているため、塩分をまろやかにする効果も。料理家さん、料理好きさん各方面からラブコールを受ける土鍋です。

『みそ汁鍋』という名前ですが鍋料理はもちろんスープ、肉じゃが、ジャムなど「煮込む」料理は大得意。さらに「空焚き」※もできるので煮込み以外にも焼く、炒める、ローストするもOK！クラムチャウダー、焼き芋、ローストチキン…夢が広がります。これからの季節、キッチンに置きっぱなしにしておきたい鍋です。
※水分を入れずに調理すること。

みそ汁鍋　大 14,300円（税込）/小11,000円（税込）
◯ガス火・◯空焚き・×IH
詳しくはコチラ

特別な日も、いつもの夕飯も、鉄鍋におまかせ（OIGEN）

次にご紹介したいのがこちらの『すき焼ぎょうざ兼用鍋』。岩手県奥州市で「南部鉄器」という名で知られる工芸品を作り続けて170年。伝統を守りながら新しいものづくりも大切にするOIGENの鉄鍋です。

すき焼きってお鍋メニューの中ではちょっと特別な日にいただくイメージがありませんか？ゆえに、すき焼き鍋を持っていても出番が少ないのでは…そんな思いをもつ方もいらっしゃるかもしれませんが心配ご無用。すき焼き以外にもかなり活用できるんです。焦げ目まで美味しい餃子、お米の芯までしっかり炊き上げるパエリア、味がじんわりしみこむサムゲタンなど毎日の食事も鉄の力でパワフルに仕上げます。

風情がある焼杉の木蓋付き。対流熱を閉じ込め、食材にじっくり熱を伝えるだけでなく余分な水分を吸収。皮はパリッと香ばしく、中身はふっくらジューシーな餃子を焼き上げることができます。
ガスコンロだけでなく、IHやオーブンもOK（オーブンで使用の際は木蓋を外して使用）！
特別な日も、いつもの晩ごはんも、活躍してくれそうです。

すき焼ぎょうざ兼用鍋（木蓋付き）　20cm 6,600円（税込）/24cm 7,700円（税込）/26cm 8,800円（税込）
◯ガス火・◯IH・◯オーブン
詳しくはコチラ

とんがり帽子に、旨味とわくわくを閉じ込めて（東洋セラミックス）

まるでとんがり帽子のような三角の蓋が印象的なタジン鍋は、モロッコや北アフリカの国々で使われている伝統鍋です。水が貴重な地域の鍋だけあって、少量の水分、あるいは無水で調理できるのが特長。

加熱された水蒸気が蓋の中で上手に循環するようにできているため、野菜もお肉も素材の美味しさがぐんと引き出され旨味が凝縮したお味に。栄養も逃さないのが嬉しいですね。
東洋セラミックスの『ヘルシータジン鍋』は黄色い蓋に青の唐草模様が美しい有田焼。調理をしているときも、食卓の上でも、わくわくとした気持ちが広がります。

こちらのタジン鍋、電子レンジも直火もオーブンもOK！蒸し料理はもちろん、グラタンやハンバーグ、焼きりんごなどのスイーツもつくれます。さらに、フッ素加工の金網を使えば肉や魚の網焼き、焼きおにぎり、お餅もこんがり。何かと慌ただしいこれからの季節の食事を、頼もしく支えてくれます。

有田焼　ヘルシータジン鍋　1〜2人用　3,960円（税込）
◯ガス火・◯空焚き・×IH・◯オーブン・◯電子レンジ
詳しくは https://item.rakuten.co.jp/gansotajinya3/poc-211/

わたし居酒屋開店！さて、本日は何にしましょう？（杉山金属）

最後にご紹介するのは毎日の生活を楽しく、快適にする商品を数多く世に送り出している、杉山金属の『多用途おでん鍋ふるさとのれん』。お家ごはんのおでんがこの姿で登場したら、テンションがぐぐっと上がり、思わず「何からいきましょう？」「そうね、やっぱり大根かな」なんて居酒屋のような会話も弾みそうです。

焼杉風の木枠と木蓋がおでん気分を盛り上げ、仕切り板はおでん種が鍋の中で迷子になるのを防ぎます。また内鍋はフッ素樹脂加工のためお手入れも簡単。電気式で温度はダイヤルで調節できます。

そしてこちらはおでん鍋としてだけでなく、煮る、茹でる、焼く、蒸す、炒める、と1台で5役もこなしてしまうオールラウンダー。
これからの季節は肉まん（あんまん）を蒸すのもオススメ。付属の目皿の上に肉まんをセット。木蓋の隙間からほんのり甘い香りの湯気があがる様子は、なんとも風情があります。その他にもお魚を甘辛く煮たり、ホットプレート感覚で焼きそばもお手のもの！マンネリになりがちな年末年始の食卓が華やぐこと間違いなしです。

多用途おでん鍋ふるさとのれん　鍋内寸 320×240×深さ100mm　11,000円（税込）
×ガス火・×IH　
※内鍋は電熱用に設計されています。ガス火、IHでは使用できません。
詳しくはコチラ

いかがでしたか？どの鍋も“得意なこと”をしっかりながら、汎用性に優れいろいろなお料理が楽しめそうです。心まであたためてくれる鍋といっしょに、あたたかな時間をお過ごしください。