医療用ウィッグに寿命はある?長持ちさせるコツとダメージの対処法

医療用ウィッグに寿命はある?長持ちさせるコツとダメージの対処法

医療用ウィッグ(かつら)には寿命があります。ウィッグの毛質や髪色に変化が見られる場合は、傷んでいるサインかもしれません。大切な商品だからこそ、日々の取り扱いに注意しながら、次回の買い替えまで可能な限り長持ちさせましょう。

ここでは、医療用ウィッグの寿命について解説していきます。ウィッグを長持ちさせるコツや、ダメージの対処法についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

医療用ウィッグに寿命はある?

実は、医療用ウィッグは消耗品です。商品には寿命があるため、丁寧に取り扱っていただくとより長く、快適に使うことが出来て安心です。ここでは抗がん剤治療中の方や、脱毛症にお悩みの方へ向けて、ウィッグの基礎知識をお伝えします。

医療用ウィッグ

医療用ウィッグの寿命

医療用ウィッグは消耗品であり、それぞれの商品には寿命があります。ウィッグの寿命は、使用頻度や使い方によって変わります。なかでも医療用の商品は、抗がん剤治療や脱毛症による抜け毛をカバーする目的で用いられ、日々の生活で高頻度かつ長時間にわたり着用するのが特徴です。しかし適切な使い方やお手入れ方法を守れば、医療用ウィッグをより長持ちさせられます。正しい取り扱い方を押さえておきましょう。

医療用ウィッグの劣化を早める主な原因

医療用ウィッグは、以下の要因によって劣化が早まるおそれがあります。よく挙げられるのは、お手入れの仕方が間違っているケースです。使用後のケアをしていなかったり、シャンプーで洗う頻度が多すぎたりすると、ウィッグの傷みにつながります。静電気もまたウィッグの劣化を早める要因です。ほかにも、湿度の高い場所や直射日光の当たる場所でウィッグを保管していると、劣化が早まりやすくなります。

医療用ウィッグが傷んでいる状態の目安

医療用ウィッグの毛材がパサパサしたり、チリチリしたり、ツヤがなくなってきたと感じられると、傷んでいる状態と考えられます。また、ヘアスタイルが崩れてきたり、髪色が退色や変色してきたりする場合も注意が必要です。ベース部分のネットが切れたときも、買い替えの目安といえます。

医療用ウィッグを長持ちさせるコツ

医療用ウィッグを着用する前後には、毎日のケアを行います。また、定期的なメンテナンスを行い、傷みを抑えて長持ちさせましょう。医療用ウィッグの正しいお手入れ方法や、保管方法について解説します。

取り扱い方法を守る

医療用ウィッグは、毛材の種類によって可能なスタイリングやケアの仕方が異なります。たとえば、熱に弱い素材はヘアアイロンの使用を避けるといったように、注意事項を守りましょう。ウィッグを使用しないときは、直射日光の当たらない場所に、ウィッグスタンドなどにかけて置きます。このとき、ホコリが付着しづらくするために、ウィッグの上からハンカチなどを被せておくのがポイントです。

継続的に日々のケアを行う

医療用ウィッグを使用する際は、日々のケアを怠らないようにしましょう。使用前は目の粗いブラシで軽くブラッシングします。使用後は同様に目の粗いブラシで軽くとかし、必要に応じて、静電気の発生を抑えるスプレーをウィッグ全体にかけたり、消臭スプレーをウィッグの裏側にかけると良いでしょう。

定期的に専用のシャンプーで洗う

医療用ウィッグは、10~20回の使用につき1回程度の頻度を目安に、シャンプーで洗います。その際は、医療用ウィッグ専用のシャンプーやコンディショナーをお使いください。定期的にシャンプーをするとウィッグが清潔に保たれ、長く使い続けやすくなります。

シャンプー

医療用ウィッグのダメージが目立ってきたときの対処法

もしも医療用ウィッグのダメージが目立ってきたら、ご自宅や専門のサロンでケアを行うようおすすめします。ここでは毛材の傷みや型崩れの対処法をご紹介します。お困りの際は、お気軽に医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンのサロンへご相談ください。

専用のケア用品でケアをする

医療用ウィッグの毛材にパサつきや絡みつきが目立つなら、ご自宅で使える専用のケア用品を利用しましょう。パサつきが気になるときは、ローションで潤いを与えます。絡みつきには、洗い流さない美容液を毛先へなじませると良いでしょう。自然なツヤのある仕上がりが期待できます。

専門のサロンでケアしてもらう

医療用ウィッグのツヤが失われたり、スタイルが崩れてきたりした場合は、専門のサロンでウィッグのケアを受けるのもひとつの手です。医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンでは、全国各地の直営サロンでウィッグのケアを承っています。ウィッグのための「シャンプー&セットメニュー」や「トリートメントメニュー」をご提供。ぜひプロのスタイリストによるケアメニューを体感してみてください。

医療用ウィッグは大切に取り扱って寿命を延ばしましょう

ここまで医療用ウィッグの寿命と長持ちさせる対策についてお伝えしました。医療用ウィッグは耐久性の高い商品ですが、消耗品であるため寿命が存在します。正しい取り扱い方法を守り、日々のケアや定期的なメンテナンスによって、少しでも寿命を延ばしましょう。その際は、専用のケア用品を使用するほかに、専門のサロンでケアしてもらう方法もあります。お気軽に医療用ウィッグの専門店レディススヴェンソンをご利用ください。

なお、レディススヴェンソンの直営サロンでは、安心の点検サービスもご提供しています。医療用ウィッグのネットが切れたり、金具が壊れたりした場合も、定額利用のお客さまは無料で修理・交換していただけます。量の変化にともないサイズ調整が必要なときも利用できます。ウィッグのケアメニューと併せて、便利なサービスもご検討ください。