人毛・人工毛・ミックス毛との違いとは?医療用ウィッグを選ぶ際の4つのポイント

人毛・人工毛・ミックス毛との違いとは?医療用ウィッグを選ぶ際の4つのポイント

医療用ウィッグの代表的な毛材として「人毛」と「人工毛」が挙げられます。その他に、人毛と人工毛を組み合わせた「ミックス毛」という種類の毛材もあります。それぞれの特徴や、メリットとデメリットを押さえたうえで、ご自分にぴったりの医療用ウィッグをお選びください。

ここでは、医療用ウィッグの毛材の基礎知識や、購入時に確認したい4つのチェックポイントをご紹介します。毎日のおしゃれを楽しむために、医療用ウィッグを選ぶ際の参考にしてみてください。

人毛と人工毛の違い

まずは、医療用ウィッグ(かつら)の毛材である「人毛」と「人工毛」について、それぞれの特徴や違いを解説します。手触りや風合いなど毛質の違いのほか、メンテナンス方法の違いについても確認しておきましょう。

人毛の特徴

人毛とは、本物の髪の毛をウィッグ用に特殊加工した毛材のことです。人工毛と比べて、見た目に自然な光沢感やツヤ感があります。また、アレンジやセットの自由度が高いのもメリットです。ただし、できるだけ劣化を抑えて長持ちさせるために、ドライヤーやヘアアイロンを繰り返し使用するのは避けておきましょう。

人毛はナチュラルな印象に仕上げやすいのが魅力ですが、お手入れにはやや手間がかかります。シャンプー後や着用前にはスタイリングが必須で、退色したらカラーリングを行う必要とする場合があります。

人毛の特徴

人工毛の特徴

人工毛とは、合成繊維の毛材のことです。スタイリングやお手入れが簡単にできるというメリットがあります。商品によっては、人工毛独特のツヤや静電気が気になる場合もあるようです。一方で、医療用ウィッグのレディススヴェンソンでは、ツヤ・テカリを抑えたナチュラルな印象の人工毛を使用した商品をご案内できますので、どうぞご安心ください。

また、人工毛は耐久性や耐熱性の面で人毛に劣るといわれます。特に、非耐熱のアクリル系やナイロン系の化学繊維は、取り扱いに注意する必要があります。その点、レディススヴェンソンでは高品質な素材を採用しているため、人工毛の耐久性・耐熱性は人毛と大きな差はありません。

ミックス毛(人毛+人工毛)とは?

医療用ウィッグの毛材には、人毛と人工毛を組み合わせた「ミックス毛」という種類もあります。ミックス毛はナチュラルな印象に仕上げやすく、かつお手入れしやすいのが特徴です。

医療用ウィッグのミックス毛は、人毛と人工毛を混合して作られています。人毛と人工毛という異なる毛材を組み合わせることで、両方の髪質の強みを活かしているのが特徴です。そのため、ご自宅でシャンプーなどのケアをしてもキレイなスタイルをキープでき、お手入れがしやすいというメリットがあります。

なお、ミックス毛の混合の割合は、商品によって異なります。医療用ウィッグのレディススヴェンソンで採用している比率は、セミオーダーウィッグの多くの商品で「人毛:人工毛=4:6」です。それぞれの毛材のメリットを活かし、デメリットをカバーするための配分となっています。

セミオーダーウィッグ
スタイル番号:002

セミオーダーウィッグ スタイル番号:002

セミオーダーウィッグ
スタイル番号:020

セミオーダーウィッグ スタイル番号:020

※4:6のミックス毛の商品例

医療用ウィッグを選ぶ際の4つのポイント

いつも着用する医療用ウィッグは、価格以外にもチェックしたいポイントが多くあります。ここでは、医療用ウィッグの失敗しない選び方のポイントをお伝えします。

1.自分に合う正しいサイズを選んでいるか

医療用ウィッグは、購入前に試着をして正しいサイズを選びましょう。このとき、抗がん剤治療による脱毛・発毛の影響から、頭囲のサイズが変化することも考慮します。
サイズの合わないウィッグは、浮いたりずれたりして外れやすくなるほか、装着中に疲れやすくなるおそれがあります。試着の際は、医療用ウィッグの専門的な知識を持つスタッフに相談し、自分に合うサイズを確認してもらうと安心です。

自分に合う正しいサイズを選んでいるか

2.ウィッグを着けても治療前のイメージと変わらないか

多くの方は、ご自身の髪型に近い見た目の医療用ウィッグをお求めになります。治療前のヘアスタイルを再現できると、周囲の方からウィッグと気づかれにくくなります。そのためには、自然な印象に仕上げられる医療用ウィッグを選ぶのがポイントです。

3.扱いやすい毛材が使われているか

医療用ウィッグの劣化を抑えて長持ちさせるためにも、自分にとって扱いやすい毛材が使われている商品をお選びください。毛材によってお手入れの手間や、パーマやカラーなどヘアアレンジの自由度が異なります。たとえば、忙しい方にはスタイルをキープしやすく、お手入れが簡単なミックス毛がおすすめです。医療用ウィッグはいつも着用する大切なアイテムだからこそ、使い勝手にも配慮しましょう。

4.アフターケアがしっかりしているか

頭囲のサイズは、抗がん剤治療にともなう毛量の増減により変化します。そのため、医療用ウィッグは、サイズを調整できるタイプを選ぶようにしましょう。また、より長く使い続けるには、アフターケアが充実した店舗でウィッグを購入することをおすすめします。医療用ウィッグを使用する期間の目安は、約1年半~2年間です。購入後のサイズ調整に無料で対応してもらえる店舗なら、長期間にわたり快適にウィッグをお使いいただけます。

レディススヴェンソンの医療用ウィッグが満足と安心につながる特徴

レディススヴェンソンの医療用ウィッグが満足と安心につながる特徴

医療用ウィッグのレディススヴェンソンなら、自分に最適な医療用ウィッグを見つけることができます。

国家資格を有する専門家が在籍するサロンで不安を解消

全国各地の直営サロンには、国家資格である美容師免許を持ち、頭皮頭髪のプロである毛髪技能士の資格を取り、年間1万件の医療用ウィッグを扱ってきた専門知識豊富なスタッフが在籍しています。プライベートな個室空間で、お客さまの髪の毛の状態・治療前のヘアスタイル・お悩みなどを丁寧にお伺いするので、一つひとつ不安を解消しながら医療用ウィッグを選ぶことが可能です。

自然さを追求した医療用ウィッグ

レディススヴェンソンの医療用ウィッグは、ナチュラルな仕上がりを追求しています。お客さまアンケートでは、レディススヴェンソンの医療用ウィッグをお使いのお客さまのうち、約96%が「自然で周囲にウィッグと気づかれない」と回答しました。

ウィッグ購入後の充実したサポート

医療用ウィッグ購入後のアフターサポートも充実しており、多くのお客さまにご安心いただいております。具体的には、治療期間中の毛量の変化に応じた無料のサイズ調整や、ウィッグの点検・お手入れなどのメニューがあります。

治療段階に応じたヘアケアサービス

治療中はもちろん、治療前後も安心・快適にお過ごしいただくためには、髪の毛や頭皮の適切なケアが欠かせません。レディススヴェンソンでは、脱毛前から発毛後期まで、治療段階に応じて選べるヘアケアサービスをご提供しています。

医療用ウィッグはライフスタイルに合わせて選びましょう

今回は、医療用ウィッグの毛材であるミックス毛の特徴や、医療用ウィッグを選ぶ際のポイントなどを解説しました。

医療用ウィッグは、ご自身の頭の形やサイズ、ライフスタイルなどを考慮して選ぶのがポイントです。また、ウィッグを購入する店舗では、試着やアフターケアのサポートを受けられると安心できます。

医療用ウィッグのレディススヴェンソンは、直営サロンにスタイリストや経験豊富なスタッフが在籍しており、ウィッグのご試着やご相談が可能です。

初めてご来店される方は、こちらに必要事項を入力のうえ、ご予約ください。併せて、医療用ウィッグに関する無料のWebカタログをチェックしたいという方は、こちらから申し込みが可能です。

毎日のおしゃれを楽しめる医療用ウィッグを見つけるために、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてください。