医療用ウィッグ(女性用)のレディススヴェンソン
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ライフスタイル密着取材 鈴々音さん

プロフィール

夫と2人暮らし。毎朝作っているお弁当を極めるうちに、ブログがお弁当の画像だらけに。治療が落ち着き通院が必要なくなった今も、病院内のがんサロンに通うのが日課。 取材時/乳がん。抗がん剤→手術→放射線を経て経過観察中。

告知されるも知識ゼロ。これからのことへの不安が強かった

ライフスタイル密着取材 鈴々音さん

ある日、お風呂に入っている時に胸元に何気なく見つけちゃったんです。最初にしこりに触れた時は「あれっ乳がん?…まさかね」って感じで、ひと月経ってもやっぱりあるから、そこで初めて病院に行きました。最初の検査では全然がん要素が見つからなくて、担当医も「何かあるけど、これはがんじゃなさそう」っていう診断で、経過をみることになったんです。医師が2人体制で検査してくださったこともあり安心して帰りました。

それから1ヵ月半後に甥っ子を抱っこして痛みがあったので、心配で病院に行って針生検をしたら、がん細胞があったんですよね。先生たちもビックリして、私も一緒になって「へぇ~」という感じで、いま思えば自分でも驚くほど冷静でしたね。病院を出てから実感が沸いてきたんですけど、頭が真っ白…というよりは、治療するためにどうしたら良いんだろうという不安が強かったです。

治療するには大きい病院に移らなきゃいけなかったし、いきなりのことで知識ゼロ。それが一番不安だったかも。診療室で言われる難しい言葉やカタカナも分からなくて、自宅に帰って自分で調べました。

吐き気とむくみ…副作用でがんを治す覚悟を決めた

ライフスタイル密着取材 鈴々音さん

抗がん剤は2種類したんですが、最初の薬は吐き気がすごかったです。初めての抗がん剤って、どのくらい副作用が出るのか分かんないじゃないですか。あらかじめ「副作用があります」って言われるけど、それが思った以上で…辛くなって救急に行ってはみたけれど「副作用だからね」で、診断終了(笑)がんを治すってことは、これに耐えていかなきゃいけないんだと覚悟を決めた瞬間でした。

次の薬の時は、味覚障害とむくみの副作用が出ました。味はないのに食欲はあって、ひたすら食べていたのを覚えています。吐き気が酷くて食べられない時期を経験したからか、食べられるということに幸せを感じてしまって、どんどん食べちゃう。そのうち足がむくみすぎて動けなくなっちゃって、むくみ取りのソックスを履いてました。足と顔がパンパンになりましたね。 自分の中では「抗がん剤=吐き気」でしたが、吐き気は薬でコントロールできるので、味覚障害とむくみが酷かった後半の治療が一番しんどかったです。

もともと専業主婦でしたが、家事は普段の半分以下。食事を作るのが一番辛かった。食べ物を見たくない時期もあるので、冷凍食品とか出来合いの惣菜を買ってました。味覚障害もあったので、その時に食べられる美味しいと思えるものを食べていました。投与後1週間すると副作用もなくなって普通に生活できたので、全然ダメな時期との差が激しかったです。

あと、私はもともとブログを開設していたんですけど、治療中は病気のこともよく書いていました。その途端アクセス数も増えて、読んでくれた方が質問してくれたりして。私も他の患者さんのブログを読んでいましたけど、体験者の話は信憑性があってとても参考になりました。

変わらない家族との関係に感謝

ライフスタイル密着取材 鈴々音さん

夫との関係は、病気になる前と、あまり変わらないですね。もともと家事ができる人なので、しんどい時に料理をしてくれるのは本当にありがたかったです。治療がひと段落した今でも、私の体調が良くない時は作ってくれたりします。家事ができる人で本当に良かった(笑)

顔色でわかるんでしょうね、しんどい時は気を遣ってくれるので、それだけ普段から見てくれてるんだろうなって思いました。言葉で言わなくても感じてくれるのは、結婚生活が長いからですかね。感謝しています。

親に伝えた時は、私以上にショックを受けていました。さらに治療で私が辛そうにしているのを見て不安になったらしく、自分でがん相談センターを探して、ここ(ピアサポート かたろーさ)を見つけたらしいです。

利用者は患者本人だけじゃない!みんなで集う、がんサロンの大切さ

ライフスタイル密着取材 鈴々音さん

がんサロンやがん相談センターって、患者本人しか行けないイメージがありますけど、家族も行っていいんですね。話を聞いてもらって楽になったって言ってました。私も治療で小松市民病院に通うようになって、母がお世話になったのを思い出して寄ってみました。

ここに来る前は、正直言って「がんサロン」も「患者会」も、とにかくグループが苦手でした。でも実際に来て話してみると、すごく気が楽になりましたね。治療がひと段落して通院の必要がなくなった今でも、ほぼ毎日来ています。宅に一人でいると色々考えちゃうし、ここでそのことをポロッと言ったら患者さんやピアサポーターさんたちが、私も私もって言ってくれる。みんな同じなんだって思える。それが薬じゃないけど、効くんです(笑)だからなのか私みたいに病院に用がなくても、ここに通ってる患者さん多いんですよね。

別に患者同士で話そうって言うんじゃなくて、看護師さんに分からないことを聞くのでも、ピアサポーターさんに不安を聞いてもらうのでも、使い方は人それぞれでいいと思うんです。図書館みたいに本も読めるし、お茶も飲める。カフェのような明るいほっとする雰囲気の中で、なんとなく話してたら気持ちが楽になる。自然と本音が出てきちゃう。ここはそんな場所ですね。

最近「こんな場所がある」ということを、もっとたくさんの人に知ってもらいたくて、病院に許可を得て専用のブログを開設しました。ここを知らない人や、存在は知ってるけどどんな場所なんだろう?って思ってる人に、見てもらえたらと。私もこの場所に救われたので、色んな人に活用してもらえたらと思います。

取材時:2016年9月
取材場所:国民健康保険 小松市民病院 ピアサポート かたろーさ(石川県)

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